婚活で女性が一般的に重要視するのは、お相手の職業や年収、勤務先、学歴といった「スペック」です。
これは妊娠出産の期間は収入が下がり、育児しながら仕事を続けられるか100%保証されない女性の境遇から考えると、リスクヘッジとして必要となる部分です。
しかし、いくら立派な職業、高年収、高学歴の「高スペック男子」でも、幸せな結婚生活が送れるわけではありません。
オタうさの不幸な結婚の実体験
オタうさは、2回結婚しています
しかも、2回とも婚活して結婚に至りました。
女だらけの職場で出会いがなく、合コンも苦手だったため「ほな、婚活で出会えばいいか」と思っちゃったんですねー。
1度目の結婚相手は国立院卒・年収1,000万超・一流企業勤務の高スペック男。
友達からも羨ましがられ、親も「いいじゃない!」とノリノリで結婚話が進みました。
正直、30歳目前で友達が立て続けに結婚していったため、相手に対する「ん?」という引っかかりを甘く見ていたんです。それが、地獄の始まりになるとは思わなかった…。
そんな高スペック男子と結婚した結果…
- 転勤に帯同したため無職になる
- 収入格差でマウントを取られ奴隷扱い
- あらゆる買い物をレシートで厳しく監視(昼食は380円以下)
- 結婚前の貯金を切り崩して0円
- あらゆる趣味をとことんバカにされ禁止される
- 経済的DVとモラハラ(精神的DV)
- 適応障害を患って自殺未遂
こんな感じで、ボロボロの無職バツイチになりました
「高スペック男子」と結婚したからって、幸せになれるわけじゃないんだね
オタク女子はキラキラ女子とは違った価値観を持っています。
いつも心に推しを抱えているため、彼氏一筋にはなりようがありませんし、オタク女子はどこか冷静なため「えー彼クンすごーい!超サイコー!」みたいな対応はこっ恥ずかしくてできません…
そういう価値観を持っていると、むしろ自尊心の高い「高スペック男子」とは相性が悪い場合もあるんだと思います。
オタク女子が、そのままの価値観で幸せな結婚生活を送るためには、どんな相手を選べは良いのでしょうか?
オタうさの幸せな結婚の実体験
オタうさの2回目の結婚相手であるくま夫は、私よりも学歴が下で、前夫の半分以下の年収ですが、前の結婚の100倍幸せです。
互いに安心してオタ活に励み、ときどき情報交換をして盛り上がる生活に「楽しいな、幸せだな」と感じます
また、妊娠出産で会社をクビになった私に「誰の金で生活できてるんだ!」なんてことを一度も言ったことがありません。
オタク仲間のあなたにも、安心できる結婚生活を手に入れて欲しい!
オタク女子が選ぶべき男性とは
結婚後も趣味を続けたいオタク女子が選ぶべきは、こんな価値観の男性!
オタク男子
まず第一に、同じジャンルでなくていいので、何かしらオタク趣味があり、「何かに熱中すること」に理解があるパートナーがおすすめ。
男性の中には、彼女が夢中になる趣味を持っているのが気に入らず、わざと「そんなのくだらねーよ」と非難する人がいます。
はっきり言ってモラハラですし、行き過ぎると外出禁止にまでエスカレートします。
要するに「かまってちゃん」です
その点、オタク男子は彼女のオタク趣味を尊重できる人が多いので、お互いがそれぞれ別々のオタ活に励んでも、問題ありません。
ただし、一部に「彼女は自分と同じジャンルを好きになるべき」「自分のジャンルこそ至高。他は認めない」という偏った考えのオタク男性もいるので、オタク男子だから100%大丈夫とは思わないようにしましょう。
また、BLに理解のある男性はオタク男子の中でも少ないです。
BL趣味は、相手に押し付けないようにね
別にマンガやアニメ好きでなくても、サカオタや釣りキチ、鉄オタなど、趣味を極めている人は、相手の趣味も尊重してくれますよ。
ただし、趣味に生活もお金も注力しすぎて「家庭をおろそかにしそうだな」と思うレベルのオタクは止めておきましょう
お料理男子またはお掃除男子
女同士で一緒に暮らした場合と、男女で一緒に暮らした場合で、女性の家事負担が大きく違うのはおかしいと思いませんか?
家事を「自分も当然、やるべきこと」という価値観を持っている男性でないと、共同生活なのに不公平感が大きくなります
もともと家事スキルのある男性、または教えれば率先して家事に取り組む男性と一緒に暮らすと、家事を二人で分担できるため結果的に自由時間が増えます。
くま夫はお料理男子なので、晩ご飯を丸投げしています
その間、オタうさが子供をお風呂に入れてるよ
時間を有効にやりくりして、夫婦それぞれの「趣味の時間」を作り出しているので、一緒に生活する中で不公平感がありません。
料理も掃除も洗濯も、何ひとつ分担する気のない男性は、死ぬまでママと一緒に暮らせばいいと思います。
イクメンを疑問視する男子
子育てとオタ活の両立を目指すあなたに必要なのは、流行りのイクメンではなく「自分の子は育てて当然なのに、父親だけイクメンと褒められるのは変だ」と令和のジェンダー感覚を持った男子です。
パッと見は子守をしているように見えて、赤子が泣きだしたら「ママがいいってさ~」と丸投げ、ウンチオムツは絶対に手を付けないファッションイクメンはマジで戦力になりません。
子育てを安心して任せられるパパがいて初めて、ママはイベント遠征に出かけられるのです…!
長い目で見ても、子育ての責任を負わず「育児は妻の責任」と知らんぷりする父親は、子供も懐かず妻にも無視され老後に不良債権化することが多いです(今の団塊世代とか見たらわかりますよね)。
きちんと育児にコミットする男性と子育てをする方が、老後の生活も快適でしょう。
自立型男子
一人暮らし経験がない・専業主婦のママに「タオパンパ(入浴時にタオル・パンツ・パジャマを用意してもらう)」されて育ってきた男性は、そもそも「自分ものことは自分でする」という認識が乏しい傾向にあります。
マザコンの中で何が一番気持ち悪かったって、タオパンパが当たり前だと思い込んでる奴ね!!
タオパンパくらい自分でしろや!!— CHIRU (@8hina01268) August 4, 2014
自立できていない男子はとにかく「やってもらって当たり前」のお客様感覚でいるため、いちいち手間がかかります。
仕事から帰ったら自動的にご飯が出てきたり、ゲームしてる間に後片付けが終わっていたりするのを当たり前だと思われたら、一緒に暮らす上でこちらの負担が大きすぎます。
「言ってくれなきゃわからない」「言われたらやるのに」と言い訳をするタイプが多いのですが「いい大人が自分で状況判断もできないのか!?」としか思いません。
「自分で考えて、適切な行動を選択できる」自立型男子は、家事育児の場面でも頼りになる上に、そういう男性は仕事もできるので安泰といえますね。